SNOWLOGの日記

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安倍首相が三選。

自民党の総裁選挙で

 

安倍首相が三選した。

 

このまま任期まで行くと

 

安倍首相の大叔父の佐藤栄作元首相の記録を抜いて

 

戦後最長になる。

 

間おいての任期ならのべで三回やった桂太郎の記録も抜くだろう。

 

佐藤栄作総理の時代は高度経済成長の時代だったので

 

政権運営は楽であったと思われる。

 

桂太郎はあまりいわれないが日露戦争の時の総理大臣である。

 

元老に総理に指名されたり、政友会と妥協したり

 

人心掌握術が巧みであった。

 

護憲運動で退陣したあとに亡くなったが

 

桂を倒した民衆までもが葬儀にきたというので

 

人望もあったのだろう。

 

さて安倍氏はどうだろうか。

 

国会議員票は抑えたが、意外に党員票は55パーセントしか

 

とれなかった。

 

石破氏は45パーセントを取って善戦したといわれた。

 

党員票や地方票はいわば国民の声である。

 

中央は潤っていいが地方はまだ疲弊しているといいたいのだろう。

 

それとやはりモリカケ問題の曖昧さが不満なのであろう。

 

これはそれほど重要な問題ではないとはおもうのだが。

 

国有地売却の問題と特区のもんだいで

 

総理に口利きがあったがどうかである。

 

今のところ立証はされていない。

 

しかしなんといっても、現在のところ

 

安倍氏以外に選択肢がないのであるというのも弱いといえば

 

弱いのである。

 

一昨年から野党がめちゃくちゃになってしまっているので

 

リベラルはなかなかまとまらないのである。

 

オリジナルにこだわるし。

 

自民党にとっては敵失による勝利ともいえるのだが。

 

まあ2021年までは安倍自民党が政権担当していくのだろう。

 

モリカケくらいしか攻撃材料がない野党もだらしがない。

 

 

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