光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

消費税増税。

このタイミングで

消費税増税である。

安倍内閣は選挙の争点にすることを

避けている。

来年の参院選前ではまずいので

このタイミングである。

小泉純一郎内閣のときに

消費税率はあげておくべきだった。

のだが、小泉氏はやらなかった。

やっていたらその後の展開も違っていたとおもう。

小泉氏が切った農業、郵政、建設は

安倍内閣で復活している。

オリンピックもあるし、

憲法も改正したいし、票を集めたいというのもあるだろう。

弱者への政策にうとい安倍氏が支持されるのは

安倍支持者は低所得層ではなく

(もちろん低所得層でも支持している方はいるだろう)

相応の収入がある層である都市部のプチブル

ではないかといわれている。

かつては、このようなプチブル層はリベラルを支持したのだが


今は憲法改正を支持するのだろう。

安倍内閣は農業・郵政・建設がついており

都市部の中流階級が支持しており、組織票を持つ団体が

支持する政党がついているという、選挙には強い内閣である。


過去、消費税率を上げた総理は、

竹下登細川護熙橋本龍太郎

管直人で、消費税増税(それだけではない

場合もあったが)で失脚している。

高齢の方は、増税はするな、年金はあげろという。

増税はしてもいいが、自分たちが死んだあとにやれという。

年金の支給額は減らしてもいい、ただし自分たちが生きてる

あいだはダメだという。

これでは老害といわれるのも仕方がないか。

しかし、高齢者も老害といわれて面白いわけがない。

必死に働いて税金おさめてきたのだろう。


某政党の若い議員と話す機会があったが

高齢者福祉や医療については不要か縮小するべきという。

なぜかというと、

「別に高齢者なんか死んでもこまらないので」

という。

老人も若い人も互い互いを尊重しなくなったのである。

実際、尊重される人が少なくなっていることはあるだろう。

しかし、自分が尊重されたければ、相手を尊重するべきではないだろうか。


消費税増税は、半分は還元するという。

どこにされるかはまだわからないが。