今年で100年を迎えた駿台予備学校。
『新・物理入門』(駿台文庫)である。
今年の夏は猛暑だったので
山本義隆先生は体調を崩されて代講があったようだ。
数学や理科に定評があった(いまもそうらしいが)大手塾であった。
山本義隆先生には物理を習った。
この本は山本先生の講義を書籍化したものだ。
高校生が読む本だが、大学生でも役に立つと思う。
自分が読んだのは『必修物理』(駿台文庫)という2巻の参考書であった。
とても必修とは思えないような高度な内容だった。
化学にも『必修化学』という本があったがこちらは実戦的であった。
『必修物理』はあまりに難しくて途中で挫折したが、一回は読み通した。
この本は三人の先生が書いている。
坂間先生にも習ったが、自分には難しすぎた。
ただ授業自体はおもしろいものだった。
とここまで書いていて、
坂間勇先生が亡くなっていたことを最近知ったのだった。
すでに10年前に亡くなっていたのだった。
習わなかったが谷藤祐先生もなくなっているとのこと。
『必修物理』家のどこかにあるから、探して読んでみたいと思う。
山本先生は御身体を大事にして今後も講義していただきたいものである。
『熱学思想の史的展開』も買ったが一度読んでどこかにしまってある。
英語の学びなおしはちょっとしたブームだが
数学や物理はそうではないなあ。
『新・物理入門』でも高校生には難しいとおもうが
この本で物理を勉強する高校生もいるとのこと。
たいしたものだとおもう。
日本の学生は高校までの学力は高いのに、大学になるとアメリカや中国に
抜かれてしまう。
これは語学の問題が関係している(英語の出来不出来によるもの)らしいがなぜだろうか?
著名な論文は英語だからだろう。
逆に考えると英語ができれば世界で起きてることは
大半わかってしまうということだ。
アメリカの著名な大学でもアジア系は成績優秀らしい。
優秀でないと高給取りにはなれないらしい。
そういうところからノーベル賞学者は出てくるのだろうか?
もう少し遊び心がないとダメではないだろうか。
出品ではなぜか『必修化学』になっている。
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