県警は強盗傷害で同区内の70代の男の逮捕状をとった。
報道が事実という前提で書くが、
被害者とこの男の関係については
まだわかっていないようだ。
少年犯罪は戦後から現在までで減り続いてる。
刑法犯が減っているのだが、
その中で増えているのが、高齢者の犯罪である。
(残念ながら、20代30代の自殺者も増えてはいる。)
高齢者の定義も見直した方がいいと思う。
昔は、還暦すぎたらご隠居さんという感じだったが
今の60代の方は若々しく元気である。
昭和の東京オリンピックのころは70歳まで生きれば
かなりの長寿であったそうだ。
身体が軽快に動くのは70代といわれるが
これも個人差がある。
70代でも元気な人はいる。
元気もてあまして犯罪にはしられては困る。
6年前に世田谷区内で80代の元警察官の男が、
60代の女性を日本刀で殺害する
という事件があった。
御近所トラブルらしいが、
元警官だからというわけではないが、
武道の心得があったのだろう。
刑務所の在監者も高齢化がすすんで
刑務所が老人介護施設のようになっているようだ。
高齢で社会復帰しても仕事がない、居場所がない
ので、また犯罪を犯して、刑務所に戻るの
繰り返しである。
年末になると交番の窓などを壊して
逮捕してほしいという高齢者がいる。
器物損壊で逮捕しなければならないので
逮捕であるが、本人は寒い時期に寝る場所と食事が
確保できるので、むしろありがたいという。
警視庁は御難だと思う。
日本は20代30代の自殺と
高齢者の犯罪に対応しなければならなくなった。
追記
逮捕された70代の男は金銭目的で斬りつけたとの報道がされた。
そうならば強盗殺人未遂である。
殺意はなかったと言いだしそうであるが。
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