大学入試センター試験の一日目が終了した。
二日目も終了した。
やはりというか「地歴・公民」の
「地理B」は難化したようだった。
他の科目は例年並みである。
「倫理・政治経済」は難しくしようもない。
理系で「地理B」選択はきついかもしれない。
「国語」も例年並み。
2問目の小説は上林暁の文章が出題された。
上林は私小説なのでわかりやすい小説家である。
古典は『玉水物語』、漢文は杜甫の文章である。
「英語」「リスニング」も例年並みの難度のようだ。
二日目の
「理科①」は「物理基礎」「生物基礎」が難化した。
他は例年並みの難度。
「数学Ⅰ・A」も例年並みの難度。
「数学Ⅱ・B」も数列がやや難しいくらいだが
おおむね例年並みの難度だった。
数列と整数はやさしいようで難しい分野である。
「理科②」は「化学」が難化したようだ。
「生物基礎」選択の文系と「化学」選択の理系には
きびしい結果となった。
理科というが物理以外は
新しいことが取り入れられる
科目である。
まだ来年、一回センター試験はあるが、
新テストはどうなるか不明である。
少なくとも大学側にとっては負担になるだろう。
忙しい時期に記述式問題の解答
の採点をしなければならないので。
知人の大学教員に「どうするのか?」と
聞いてみたら、
「マンパワーでがんばるしかないですよ。」といっていた。
試験の採点なんかいやなのが大学の教員なのである。