SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

数学のできる・できないは遺伝か?

 昨日、早稲田大学が数学を必須とするという記事を

投稿しましたが、数学の才能は遺伝で決まるという

記事を読みました。

 数学は遺伝なのでしょうか?

そのような研究があるようです。

 音楽の才能は90%遺伝なのだそうです。

バッハやモーツァルトベートーヴェン

楽家の家系ですね。

フリーランスで作曲できる時代ではなく、

家の仕事でもあったので

家業を継いだといえるかもしれません。

環境も良かったのかもしれません。

文章を書く才能も大半が遺伝だそうです。


 数学はどうでしょうか?

数学も音楽や執筆ほどではないですが、

遺伝の要素が強いようです。

数学者の一家にはベルヌーイ一家が有名です。


 この「数学は遺伝」というのは

当然、数学の才能がある。

数学に向いているということです。

 遺伝、遺伝子。

数学ができるかどうかは遺伝で決まる!

というと数学が苦手な人はがっかりしそうですね。

数学から絶対的に拒否されたみたいです。

 数学は遺伝なのでしょうか?

単に数学ができるということが遺伝で決まるのか?

数学上の発見をすることが遺伝で決まるのか?

高等教育で数学を専攻できるのは遺伝なのか?

前提がわかりませんね。


 エッセイストの藤原正彦氏は数学者です。

数学者の藤原正彦氏がエッセイを書いていると

いったほうが正確ですね。

 藤原先生の御尊父は作家の新田次郎氏、

御母堂は作家の藤原てい氏です。

 親子三人でベストセラー作家です。

藤原先生はお顔がお父さんににてきましたね。

 親子ですから、あたりまえです。

では、数学の才能もそうなのかな。

お父さんは、現在の電気通信大学東京電機大学の母体となる

学校を卒業しています。

理系の才能と文筆の才能は遺伝していそうです。

 やっぱり遺伝か。

才能ない人はがっかりかあ。

 
 しかし、そこに一筋の光明が差します!

「数学は暗記!」なんだと主張する方が現れます。

東京大学医学部卒の医師の和田秀樹氏です。

 中等教育(高等学校)までの「数学ができる」という

レベルだけを考えれば、

数学は解法を覚えればいいだけだというのです。


 わたしは数学は練習だと思います。

同じ解法で計算を失敗しないように練習するだけです。

わたしは小学校から高校まで算数や数学の問題を解くときは

解答や解説を見てやっていました。

 げんみつにいうとうちに事典のような参考書があって

学校で配布される算数や数学の問題集の問題と

似たような問題の解法が、その事典に載っているのです。

その解法で解いていました。

しかし、計算が合わないとテストで点にならないので、

解法覚えるときは、かならず手計算で解いていました。

問題自体はちょっと違っても考え方や解答方法は同じなのです。

 だから和田医師の『数学は暗記だ』を

読んでも、同じことを考える人がいるものだ

と思いました。

 和田先生は数研出版の『チャート式 基礎からの数学』を

推奨していますが、似たような参考書

ならなんでもいいと思います。

 この勉強方法を否定する方も数学教育の関係者には多いです。

数学教育の関係者には多いというところがポイントです。

数学の教員はもれなく数学が得意だった人たちです。

苦手の子の気持ちなどわからないのです。

 中等教育(高等学校)レベルなら、

数学苦手な人もあきらめることは

ないですね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


増補2訂版 数学は暗記だ! (和田式要領勉強術)

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チャート式基礎からの数学I+A

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小学算数事典 (旺文社Study Bear)

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高校数学解法事典 第九版

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