ロシアがINF破棄という。
30年前に戻りそうである。
『博士の異常な愛情』みたいにならないか心配である。
経済的に困っているロシアは開発するお金があるのだろうか?
ケルチ海峡に橋はかかってしまいましたが。
戦後生まれなのでまだ若い。
『噂の眞相』は反権力、反権威の姿勢を掲げ、
政界から文壇、芸能界ゴシップまで
インターネットがあまり普及していない時代に
幅広い話題を扱った雑誌であった。
政界のスクープが中心であったが、
あまり上品ではない記事もあった。
反権力だけでは売れないのだろう。
執筆陣も、
個人的な好みを除けば多士済々であったといえる
とおもう。
2000年で休刊の予定だったが
訴訟を抱えていたので
2004年まで続いた。
90年代の執筆者同士の
経緯は宅八郎氏のサイトに詳しい。
(田中康夫氏はコラムの方が評価が高いが
わたしは小説の方が好きである。)
90年代半ばはまさに世紀末という感じだった。
宅氏は対立中の田中康夫氏と同一媒体への執筆は
ひかえたいようだったが、説得されて連載は続いた。
雑誌上の連載で小競り合いのような記事が続いたが
宅氏が道交法違反で逮捕されて、
岡留氏は連載を打ち切った。
対話によって解決できないことにぶつかり
岡留氏は胃を悪くしたようである。
秘書のことを書かれて、
小林氏は最近話題になった雑誌『SPA!』に連載を持っていたが
この連載で『噂の眞相』を非難するようになった。
よくも悪くも何かを扇動するような雑誌だった。
襲撃されてからはちょっと
大人しくなったような気もする。
『噂の眞相』休刊後に、
岡留氏は沖縄県に移住して、現政権や
辺野古の基地建設(移設)について批判をしていた。
岡留安則、鹿児島県出身、1月31日、
肺がんのため那覇市内の病院で死去した。
享年71。
合掌
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