SNOWLOGの日記

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NHK大河ドラマ『いだてん』はおもしろいのか?

 NHK大河ドラマの『いだてん』の視聴率が

振るわないようです。

 大河ドラマをすべてみてるのではないですが

わたしは今のところは面白いと思います。

 大河ドラマでは数少ない現代劇です。

どこまで現代かというのが問題ですが、

戦後を描いた『いのち』は現代劇でしょう。

(『山河燃ゆ』『春の波濤』は近代だと思います。)

あとはこの『いだてん』が現代劇ですね。


 宮藤官九郎氏の脚本です。

NHKの朝のドラマ『あまちゃん』の脚本家さんです。

あまちゃん』はおもしろいそうです。

 放送時間帯が家にいる時間帯でないので、

みることができませんでした。

 DVDを買いましたがすべてはみていないですね。

主演の女優さんは現在本名で活躍できないようです。

契約だからでしょうが、なにか理不尽なものを感じますね。


 宮藤官九郎氏の作品は衒いがなくていいです。

大学の先輩の三谷幸喜氏の作品は衒いやけれんがあります。

そこがいいのだという人もいます。

ドラマにはすぐれた作品もあります。

三谷作品は、どうだ!これが面白いだろうって

脚本家本人が笑っているような

ところがあります。

 朝日新聞に連載していた『ありふれた生活』も

面白いのですが、ありふれていないのは当然です。

あえてそういうタイトルにしたのでしょう。


 宮藤氏は衒いやけれんが三谷作品ほどはないが、

つきぬけているところは

三谷氏に似ています。

つきぬけの加減は三谷氏を上回っています。


 『いだてん』ですが、時間をいろいろいじっています。

語るのはビートたけし氏演じる五代目古今亭志ん生師匠。

昭和30年代には70代なはず。

昭和35年にテレビって家庭にあったかなとおもって

家族にきいてみたら、あったといいます。

あったのか?

いや、うちにあったのというのは驚きでした。


 五代目志ん生師匠は人気者だったのですが、

昭和36年に病気で倒れます。

 では昭和39年の東京オリンピックのときはどうなるのか?


ドラマでは画面切り替わって浅草の凌雲閣が写っているが、

志ん生師は昭和期の70代の志ん生師になっている。

 凌雲閣は大正12年の関東大震災で倒壊したはずです。

考証はどうなっているのか、

 時間をいじるのも良し悪しではないでしょうか?

宮藤作品にはそんな指摘をするのも野暮なのかもしれないですが。

 これからますます面白くなってほしいですね。
 
 
最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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