光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

恵比寿にミツバチ1万匹現る。



 2年前の2017年の5月に

東京・世田谷区の交差点にある

信号機に多数のミツバチが

群がっているのが見つかり、

警視庁から依頼を受けた

業者がハチの群れを処分しました。

処分と言っても捕獲されただけです。


しかし、その後にどうなったのか?

 この時は信号機に群がっていたので

みるひとが多くて、

すぐにわかったのだと思います。


 ミツバチは木の中や

空間部分があると

そこに入りたがります。

江戸川区内でも多数の蜂が

目撃されたようです。

気温が高くなったということもあるでしょう。


 健康志向がたかまって

蜂蜜の需要があるようです。

街中で養蜂する人がいます。

ビルの屋上で養蜂している人も

いるようです。

養蜂には許可が必要です。

管理もけっこうたいへんです。


 今回は1万匹ほどいたようです。

これは分蜂というものらしく

新しい女王蜂が生まれて

先に生まれた女王蜂が他の蜂をつれて

移動するという現象です。

新旧女王蜂の交代ということです。

 蜂としては、蜂の数を増やすには

分蜂して巣を新しくつくるほうが

理に適っているようです。


 イングランド女王のエリザベス1世と

スッコトランド女王のメアリーのようには

ならないのは、蜂のほうが平和的ですね。

スコットランドのメアリーが処刑されて

イングランドとスペインは戦争始めましたから。


 木にいたのは移動中に休んでいるようです。

ミツバチはおとなしい蜂で

人を襲ったりはめったにないのですが

多くいると

みた人は驚くとおもいます。

 1万匹というのはかなりの数です。


 もしもミツバチがいなくなったら

人類には大変なことが起きると

いわれます。

 まずハチミツがなくなります。

受粉は人力でやるということになり、

手間がかかりすぎになります。

実際不可能でしょうね。

 木綿製品もなくなるので

被服産業も大打撃を受けます。

 牛の食べる草はなくなるので、

牛肉が食べられなくなり、

当然、乳製品もなくなり、

 野菜や果物も食べられなくなりそうです。

食料が高騰して、

飢饉が一部の地域だけでなく、

世界規模で進むでしょう。

 ビタミン他栄養も不足して、

人類は栄養不良となるでしょう。

 栄養不良になると

満足に動けなくなるので

労働ができなくなります。

 AIで代替する仕事以外は 

働く人が減って、経済が落ち込むことになります。


 ここはなんとしても

ミツバチさんは多くいてほしいものです。

 ミツバチさんどころか、

ミツバチ様には是非とも多く居てもらわないと

人類は存亡の危機に陥ることでしょう。




最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。