ほんとうにK2に登山したのだろうか?
20世紀初頭の話になります。
ジョージ・マロリーは1924年に
エベレスト登頂に挑戦しましたが
登頂したかどうかは謎です。
8300m付近まではいったようです。
当時の装備や技術から考えると
すごいことです。
K2は登頂するのが難しい山です。
エベレストよりも難しいようです。
博士号を持つ女性が
大学で職を得られなかったことが
話題になりましたが、
日本思想は研究者が少ないので
あまり需要がないのかなと
考えていました。
契沖は重要だと思いますが。
荒俣宏氏編集の『世界神秘学事典』
という分厚い本を読んで、
荒俣氏のファンで同書の愛好者と
話したことがあます。
日本思想の研究者は少ないので
研究職につくのなら日本思想が
いいのではないかと
言い出したのだが、
現況はきびしいようです。
ということで神秘学
オカルトといえば魔術
魔術師といえば
アレイスター・クロウリーといえば
実は神秘学者です。
『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』
(以下「アブラメリンの書」)
という魔術の本があります。
わたしは魔法とか信じていないのですが、
魔法を信じる人はいます。
19世紀には多かったと思います。
18世紀にはもっと多かったと思います。
ドイツの文豪ゲーテも悪魔の存在を
信じていたようです。
『アブラメリンの書』の魔術は
最強の魔術で、
不可能はないそうです。
本当でしょうか?
この魔術には、
様々な条件が必要なようです。
26歳から55歳までの
健康な人が、誰にも邪魔されない場所で
半年くらい隠遁生活をして、
世俗を断ち切って、心身を清めて、
守護天使の加護を受けてから、
悪魔を呼び出して、悪魔に忠誠を誓わせて
自分のおもうままに
使うようすることができるの
だそうです。
陰陽師に似ていますね。
修行に関してはわかりませんね。
年齢制限もあるようです。
魔術なのになんで
年齢制限あるのでしょうか?
クロウリーがこの魔術を用いた時は
悪魔に囲まれて絶対絶命になったようです。
(あくまで「ようです」なのです。)
実際試みたかどうかは不明です。
今では『アブラメリンの書』は
忘れらていそうです。
イギリスの神秘学結社の「黄金の夜明け団」
(ノーベル賞受賞者の
W・B・イエイツもメンバーに
いました。)
の創設者マクレガー・メイザースが
翻訳しました。
メイザースは自身が翻訳した魔術の書の
『ゴエティア』を
アレイスター・クロウリーによって
無断で公開されてしまいました。
メイザースは1918年に亡くなりました。
(一説には当時流行していた
スペインかぜで亡くなったとも。)
クロウリーは戦後に亡くなりました。
魔術で不老不死なんか
達成できないものでしょうか?
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
アレイスター・クロウリーが
モデルである小説。

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