2018年に亡くなった
作家でアンソロジストでも
ありました。
有名なアンソロジーは
『危険なビジョン』ですが
日本では翻訳と出版が遅れていました。
1983年に
一巻目が出版されましたが
二冊目以降が出版されていませんでしたが
今年三か月連続で
1,2、3と出版されていくようです。
ニューウェーヴという感じですね。
名アンソロジーが翻訳、出版されるのは
うれしい。
しかも文庫でです。
単行本で出しても売れないか。
ファンは買うでしょうね。
内容はというと
1960年代後半の
前衛的というか先鋭的というか
スペキュレイティヴ・フィクション・思弁小説
(この言い方を筒井康隆氏は
気に入っていたようです。)
とも言われます。
今読むとそんなに過激な内容
ではないのですが
1967年には過激な
小説群だったのでしょう。
1は
ロバート・シルバーヴァーグ
フレデリック・ポール
ミリアム・アレン・ディフォード
ロバート・ブロック
の作品を収録している。
わたしはSFファンではないですが
これらの作家の作品は知っています。
ディフォード以外の作家は
SF小説を読む人なら
知っているでしょう。
(シルバーヴァーグの
『いばらの旅路』は新装版が
出ているのだろうか?)
フレデリック・ポールは
上手い作家だと思いますが
あまりSFのファンからは
評価されていない。
ジョン・ブラナーや
ロジャー・ゼラズ二イも
そうですね。
は『地球の長い午後』が有名です。
『暗い光年』は新装版で
出ていないようです。
この記事は続きます。
- 作者: レスター・デル・レイ,ロバート・シルヴァーバーグ,フレデリック・ポール,フィリップ・ホセ・ファーマー,ミリアム・アレン・ディフォード,ロバート・ブロック,ハーラン・エリスン,ブライアン・W・オールディス,伊藤典夫,浅倉久志,山田和子,中村融,山形浩生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2019/06/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
危険なヴィジョン〈1〉 (1983年) (ハヤカワ文庫―SF)
- 作者: 伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1983/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る