光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

東急東横百貨店が2020年3月で営業終了。



 渋谷に三越

というコンセプトで

できたのが

東急百貨店でした。

 昭和9年頃には

渋谷は郊外でした。


 渋谷はまとまりのない街で

名店はあっても名店街はないです。

 
 お碗やスープのお皿の

底にあるようなのが

渋谷駅です。


 なので渋谷駅から

どこへ行くにも

坂を上るかたちになります。

 お皿の上にかけてあるお箸が

銀座線だった。


 かつては、東急東横の駅が

(お皿の底である)地上と同期していたので

すっと入っていける

気楽さがありました。

 今は駅はより立体化して

さらに複雑化しています。


 残念ながら東急東横百貨店が

来年の2020年3月で

駅での営業は終了となるようです。


 この営業終了は東急電鉄の渋谷再開発に

ともなうもののようです。

 東急東横店のほうは

本店と違って

庶民的です。


 本店はロケーションもそうですが

どちらかといえば経済的に

余裕がある人たち向けでしょう。

来店者が少なくとも

外商部の収益が大きいようです。

 神南や松濤のほうにありますから。

うちに来てくれるということですね。


 道玄坂のほうにある

クリニックや

某団体の健康管理センターに

(日曜日も診療していたから便利だった。)

親といっしょにいっていたことが

ありましたが

帰りに、時々

 東急本店によって買い物

していましたが

あまり人がいる感じではなかったですね。
 
 
 時計を買っていたと思いますが

かなり高かったと記憶しています。

 今はアンティーク化していますが

今も壊れないで動いています。

モノがいいのでしょう。

 気象計もあるが、こちらも

みためはアンティーク化しているが

こちらも壊れていない。

モノがよかったのだなあ。

今は何の気なしには

買えないですね。


 東横店のほうはターミナル駅にある

というロケーションがいいです。

童謡の「春の小川」の春の小川はさらさら行くよ

の小川は渋谷川かその支流なはずですが、

東横店の下には

その川があります。

暗渠化しているということです。

川の上にある百貨店は珍しい。

 
 現在、渋谷駅では東急電鉄

JR東日本東京メトロの3社による

再開発が進められています。

 東京自体が

壊して作ってまたつくっての

繰り返しで発展してきたのですが

 見知った風景がなくなっていくのは

さびしいですね。


 東横店を

さらに大きくした感じの

 商業施設を

オープンするようです。


 神泉と東大前の間に

もう一つ駅できないですかね。

 あるくには遠くて

電車なら近すぎですか。

 池袋と東池袋の関係みたいな

位置か・・・


 渋谷から目黒のほうに行くには

散歩するみたいに

あるけばいいのですが。




最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。