死刑判決を取り消して
無期懲役になってしまった
事件が二つ。
ひとつは
熊谷のペルー国籍の被告人の事件で
6人殺害で
無期懲役になりました。
あとは計画性がない。これは重要です。
もう一つは
新潟県の女子学生誘拐殺害事件です。
こちらも殺害したのは一人で、
(というと被害者とご遺族は無念ですが)
計画性がないということなので
無期懲役です。
殺意は認定されました。
なんともやりきれない事例になってしまいました。
新幹線の殺人事件でも
無期懲役となってしまいました。
こちらは計画性があったが
一人しか殺していないので
ということでです。
では計画性があって複数人(永山基準以上)殺害したら
死刑になるのかというと
そうではないケースもあります。
長年家族の内の不和になやんで
というのが凶行の原因らしいのですが、
計画性があって母親と息子娘孫5人を殺害、
訓練を任されていた犬も殺害しています。
娘の婿さんも殺害しようとしましたが
お婿さんは逃げたようです。
女性の裁判長(だからというわけでもないでしょうが)
が無期懲役の判決を出しました。
一家心中とみなされたのでしょうね。