合意のない性行為で
被害を受けたと
訴えていた
ジャーナリストの伊藤詩織さんが
山口敬之被告への
賠償金支払いの民事訴訟で
勝訴しました。
こまかいことをいいますと
不法行為に対して
賠償せよということです。
この事件は
刑事事件としては
逮捕状が出ていたのですが
逮捕されず
二回の不起訴(検察が起訴しない、検察審査会でも不起訴相当)で
刑事事件としては終わっていました。
具体的な証拠や証言が
乏しかったのですが
今回原告勝訴となりました。
刑事で不起訴、民事で原告勝訴と
なりました。
伊藤氏にとっては
望んでいた結果となったわけです。
被告の山口氏からみると
どうなのかな?
カメラの映像は強力な証拠ですが、
ホテル従業員の証言はどうなっていたのか?
意識のない状態でホテルの部屋に
つれていかれた(これはかなり難しいと思いますが)
というのはどう判断されたのか。
ちょっと謎は残りますね。
不法行為に対して賠償命令がでたということは
原告にとっては
よいことですね。
しかし、伊藤氏は
これは自分の個人のケース
であると
おっしゃっています。
政治家などに利用されたく
ないのでしょうね。