SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

褒めることは難しい。



 ちょっと失敗したかな

というお話です。


 ブログやっている人で

あまり読まれていないと嘆いている

ブロガーさんがいらっしゃいまして、

はてなブログのブロガーさんではないです。)

 ちょっといいことが書いてあったので

褒めたのですが


 それが効いたか

本人は気をよくして

つぎつぎに

記事を投稿しはじめました。


 しかし、その内容は

何がなんだかわからないものでした。

 なぜへんな方向にいって

しまったのかは謎です。

 ただ、わたしが褒めたころから

そうなってしまいました。


 もとから破綻した内容を

書く素質があったのか

それとも外部からのきっかけなのか?

 そのような状態が半年程継続して

います。


 内容はやや漠然としているのですが

いぜんは牧歌的で無害な内容でした。


 風向き代わって

急に変な内容になってしまったのです。

 生活上なにか問題をかかえているのか?


経済的にはこまっていそうでした。



 筒井康隆氏の

あなたも流行作家になれる

方法というのが

ありまして。


『乱調文学大辞典』という文庫に入っています。


 この小品のなかで

筒井氏は

批評家に批判されたら

そこを改めずに

より強調・増強して書けば

批評家はいかりくるって

ますます批判するから

それを宣伝に使える

(正確ではありませんが)

というようなことを

書いていました。


 筒井氏のことなので

ギャグもはいっているのでしょう。


 しかし、なかには褒めるのもけなすのも

真に受ける人がいて

変な褒め方をされたら

それがいいとおもって

よりいっそう変な方向に向かう人が

いることも否定できません。


 わたしが褒めた記事のときは

そのブロガーさんは

比較的まっとうなことを書いたのですが

今ではなにがなんだか

わからなくなっています。


 自分の影響とはおもいたくはないのですが

(わたしは真っ当な記事をそれなりに

 褒めたのでしたが・・・)

当人は追い風がきたとおもったのか

別世界の方向に飛び込んでいきました。

 読者はというと

ほぼ増えていないようです。

一人原野を進む状態となっています。


これ以上別世界へいってほしくはないものです。