光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

球界のレジェンド野村克也氏が亡くなった。









 野球にそれほど

詳しくないわたくしでも

この方は知っている。

 元南海の選手、監督

ヤクルトや阪神楽天の監督

野村克也氏である。

www3.nhk.or.jp


 野球を楽しくみたのは

平成4-5年である。

 ヤクルトはこのころは強かった。

日本シリーズでは

 ヤクルト VS 西武が

楽しかった。

 このころの野球は面白かった。

まあ豪快な野球というよりは

頭脳戦である。

 一進一退が面白かった。

以降、このような名勝負は

みられない。

 御金に飽かして

選手を集めてというの

ばかりになった。

 巨人OB・ヤクルト西武の監督だった

広岡達郎氏は

野球をダメにしたのは

巨人の補強と、野村のID野球といっていたが

後者は違うと思う。


 既存の戦力でいかに

勝うかを考えていたのが

野村克也氏の野球であった。

 意外にも野村氏は広岡氏を尊敬しているのか

長期的なビジョンは持っていた。

 才能のある選手が

万全のコンディション

(このふたつだけでも大変である)で

最高のパフォーマンスというのが

広岡氏の目指す野球だが

 今ある戦力でも

勝たなくてはなる方法をというのが

野村氏の戦法だった。
 
 
 プレイヤーとしての

野村氏については

わたしはよく知らない。

 ただ、名選手で名監督

というお方は

少ないらしい。

巨人の川上哲治氏、野村氏

中日(だけではないが)の落合氏

星野仙一

くらいではないか。

 落合氏以外は

故人である。

選手兼監督というのは

ストレスもすごいとおもう。

 捕手という難しいポジションで

本塁打の記録を持つ

王貞治氏につぐニ位である)

のもすごいことであるそうだ。

 後進の育成にも

熱心であった。


野村克也京都府出身、

東京都世田谷区の自宅で虚血性心不全で死去、

享年84。

合掌。