光と風と猫。

静かに暮すことを目指します、ブログ名は中島敦の小説から。X(旧Twitter)もやっています。

再掲、「炎天」という小説。




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 暑い日が続きます。

暑いときは怪談を聞いて涼むのもいいです。

怪奇小説を読むのもいいかもしれません。

等々力渓谷に行くのもいいかもしれません。

 最近は人の中にいくことが少ないですが

なるべく外出しないで

自宅で怪談聞くなり

怪奇小説読んでぞっとすると

少しは涼しくなるとおもいますよ。

 「炎天」は何気ない

日常にありそうな

怪奇小説

いかにも怖い設定ではなく

日常にありそうなところが

かえって怖いです。

 こういうのは英米の作家に

上手い人が多いですね。

 日本なら山田智彦くらいか。

アメリカのリチャード・マシスンなんかは

日常怪談が上手かったですね。

 いかにも日常にありそうな

設定から

怪奇譚を創造する。

 映画化された「激突!」や「アイ・アム・レジェンド」の原作なんかは

皮肉というか

なにげない日常から恐ろしさから

湧いて出るような小説です。