SNOWLOGの日記

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ドナー提供で出生した女性が「出自を知る権利」を求める。



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 前に投稿したこの記事

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と似ているのですが、

 今回は精子提供者の生物学上のお父さんを

知りたいという女性です。

 民法上はお母さんから生まれたら

そのお母さんがお母さんです。

 お前は何をいってるのか?

当たり前ではないかと思うでしょうが

そのお母さんの卵子ではないことがあります。

生殖補助医療で出産されたということです。

国会議員にいらっしゃいますね。

お子さんとはDNAのリンクがない方が。

 それでもお母さんから生まれたので

実の親子です。

 出産は慶事ですから

水をさすことではないです。それは野暮なはなしでしょう。

 お父さんの場合は微妙です。

精子提供しても

実のお子さんかどうかは

お母さんしだいとなりますから。

 そのお母さんが実母には間違いのないことですが

お父さんとお母さんは御夫婦なので

お父さんにとってはDNAのリンクがなくとも

実のお子さんとなります。

 ここまで書いてきて

問題となるのは

個人情報と

お子さんの権利です。

 先の記事にも書いてますが

お父さんが20代のお医者さんや医大

(だいたい医大生が提供している)で精子提供したとして

その提供先の方はわからないということです。

 しかし、生殖補助医療で生まれたお子さんが

20歳くらいになって気が付いて

40代のお医者さんのお父さんのところに

「お父さん!」と現れたらどうなるでしょうか?

 びっくりするのじゃないでしょうか?

今のところありませんが

法改正されて

実親が亡くなったら

扶養する義務が生じるかもしれません。


 つげ義春の漫画にもにたような

事例がありました。

なんか切ない話ですね。