見た目は健康そうな方ですが
六代目三遊亭圓楽師は三回がんにかかっていたようです。
そのときのエピソードは
芸界的には五代目の弟弟子、
六代目の叔父にあたる三遊亭円丈師が
『御乱心』で暴露しています。
(六代目圓楽師の大師匠は昭和の名人のひとりの
六代目三遊亭圓生。)
昭和60年代は暴露本のブームがありました。
しかし、この本はそれらの本の中でも
出色の出来です。
その後圓生師匠は急死して
五代目の一門は独立しましたが
協会から出て行ったので
寄席で落語はできませんでした。
円丈師が2013年に『落語家の通信簿』を
書いてまたも話題となりましたが
六代目圓楽の項には間違いがあるという
抗議が六代目圓楽師からはいり
訂正したようです。
圓楽師の肺がんは
喫煙によるものでしょうね。
五代目も肺がんで亡くなっています。