昨年、その前の年と同じような内容なのですが、
皆様、冬至をいかがおすごしでしょうか?
あと10日くらいで今年も終わります。
空気は冷たいですな。
北関東では少し前に大雪になって
とんでもないことになっていた地域がありました。
阪神大震災も1月でした。
何か不吉ですね。
というような後ろ向き思考になるのは寒いからでしょう。
冬至ですから。
今日も梶井基次郎の「冬の日」を
読んで過ごしたいと思います。
この作品は大正末期の都内(当時は府内ですが)での
出来事を書いているのでしょうが
湯ヶ島で書かれていたはずです。
この作品。
描写は素晴らしいのですが内容が暗いです。
病気で学生の身分で飯倉片町付近に住んで
銀座などに出かけてゆくのですが
冬至に読むのはふさわしいかどうかは
わかりません。
病気の人が読むと落ち込むか
あるいは元気がでるか。
未完の作品です。
筑摩の全集や青空文庫では未完の部分が収録されていません。
クリスマス以降も寒いようなので
皆様お気をつけてお過ごしください。