SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

2021年、令和3年を振り返る。

みそかです。

今年もいろいろなことが

ありました。

 個人的に気になることを

振り返ってみます。

 あいかわらず

新型コロナ感染が話題になっていました。

脅威ではありますが

だんだん慣れてきた感じが

しました。

 1月は寒かったと記憶する。

今年の冬も寒いのだが

昨年(2020年~2021年)の冬も

寒かった。

 小林信彦氏の週刊文春の連載

「本音を申せば」が終了した。

 小林先生の体調の問題もあっただろうが

商人のお子さんである小林先生は

契約を重要視する人で

連載をかかえたまま死ぬのは嫌だったのだろうと思う。

これは私にとっては事件であった。

23年間楽しみに読んでいた。

 神田の三省堂書店が営業を停止したのも衝撃だった。

駿台予備学校の講習の帰りには

三省堂丸善や書泉にはよくいっていた。

 紙の本が今年は好調だったが

まさか三省堂書店が営業終了になるとは

思っていなかった。

 大型書店の代表といえば

新宿の紀伊国屋や池袋のジュンク堂だろうが

私は神田の三省堂がいちばん好きである。

なんといっても三省堂は書店員の知識がしっかりしていた。


 世の中ののことに目を向ければ

7月にはオリンピック東京大会があった。

よく暑い7月に開催したものだとおもった。

大会そのものはよかったと思う。

 秋には自民党総裁が辞めて

あたらしい総裁が誕生した。

宏池会の総裁は

宮沢喜一以来30年ぶりだった。

自民党では

たまに特になぜかしら昔からそこにいる・才気を発揮するわけでもない候補が

棚ぼたで当選することがある。

 10月末には総選挙で

維新の会が躍進した。

 自民党石原伸晃が危ないだろうなと

おもっていたが

本当に落選してしまった。

今まで当選し続けていたのが

不思議であった。

 東京8区は不思議な区だと長年思っていた。

東京1区自民党の候補が当選した。地味な方だが

政策と主張はまずまず。

 立憲民主党の候補は

比例で復活した。

 与野党の重鎮も落選して

波乱の選挙であった。

自民党の現職の幹事長も

選挙区では落選した。

これは初めてのことである。

 野党共闘は一定の成功はあっただろう。

出生率が上がるみこみがない限り

与党有利の状態は続くだろう。

日本の自民党はなぜ選挙に勝ち続けるのか - BBCニュース


 週刊文春の新年特別号を

買って読んだが

落語の特集がある。

 小林信彦先生の文章もある。

志ん朝師匠をほめているが

談志については触れるのみである。

この辺の評価は変わらない。

 
 今年も地味にいきてきた。

面白くもないような日常でも

落語を聴いたり翻訳ミステリを読んだりと

少しは愉しみはある。

 来年が今年よりもよくなって

明るい年であることを

願う。

 棒ほど祈って針ほど叶う

だとおもうが。

 それでは皆様

よいお年を。