SNOWLOGの日記

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片岡鶴太郎さんが小森和子さんの物真似を披露。無能な執権と映画評論家。

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 暗い話ばかりではなくて

たまには明るい話を。

 『鎌倉殿の13人』を見てるが

このドラマは源頼朝の話でもあるが

実は北条氏の話である。

 北条氏の話を大河でみたといえば

平成3年の『太平記』と

昭和54年の『草燃える』である。

草燃える』は時代劇専門チャンネル

最近みた。

 (ちなみに『草燃える』で北条義時を演じていた松平健さんが

『鎌倉殿の13人』では平清盛を演じている。)


 北条氏といえば政治の天才の家系である

が、最後に無能な執権がでてしまった。

 北条高時である。

この北条高時を『太平記』で演じたのが

片岡鶴太郎さんである。

 鶴太郎さんは「見事に」無能な執権を演じていた。

この人は芸人というよりも俳優に向いていると

思った。

 歴史の先生と平成3年に話した時には

その先生も「鶴ちゃんは上手くバカ殿を演じている。」

と評していた。

 片岡鶴太郎さんは物真似も達者で

映画評論家の小森和子さんの真似をしていた。


 実は小森和子さんは

うちの近くにお住まいだった。

 犬を連れて散歩をしているのを

よくみた。

 いつもお元気そうだった。

人と話しているのをみたこともあったが

確かに鶴太郎さんと同じような話し方だった。

はつらつとしていたように思う。


 1995年にブリジストン美術館永坂分室(現在は閉館)の前で

小森さんをおみかけしたときは車いすに乗っていた。

 車いす押していた女性がついていたが

あの方が養女だったのだろう。仲は良さそうに感じた。

ただ、あんなにお元気だったのにともおもった。


 亡くなってからも真似されるというのは

著名人にとってはいいのかもしれない。

その人を思い出すからである。