文藝春秋の8月号の
100周年特別企画で
作家・小林信彦氏の
「わが洋画・邦画ベスト100」
というのをやっています。
いずれも名画ですが
私はみていない作品もいくつも
あります。
ちょっと長くなりますがみていきたいとおもいます。
洋画の50ほうは
1,「黄金強時代」チャップリンの有名な作品。飢餓で発狂するところが怖い。
NHKでみています。
2,「ル・ミリオン」1931年のフランスのミュージカル映画。未見。
3,「自由を我等に」ルネ・クレール監督の代表作。NHK教育で観た。
4,「会議は踊る」NHK教育で放送されたときに観ました。
5,「我輩はカモである」マルクス兄弟とリオ・マッケリー監督の代表作。
ファシズムを批判。衛星放送でみました。
6,「メリイ・ウィドウ」1934年のアメリカ映画。見た気もするがはっきりとは覚えていない。
7,「人生は四十二から」リオ・マッケリー監督の作品。未見。
8、「トップ・ハット」アステアとロジャースの代表作。テレビ放映で観た。
9、「明日は来らず」リオ・マッケリー監督の名作。
「東京物語」の元ネタの映画である。衛星放送でみた。
10、「舞踏会の手帖」これも名画である。NHK教育で放送したときに観た。
11、「大いなる幻影」反戦映画なので戦前の日本では上映できなかった。NHK教育で放送したときに観た。
12、「バルカン超特急」ヒッチコックの1930年代の作品で名作である。衛星放送で観た。
13、「天国二人道中」ローレル&ハーディの出演作。
ローレル&ハーディは後のコメディチームに比べて演技が上手かった。
テレビ放映で観た。
14、「大平原」西部劇ではあるがネイティヴアメリカンを否定的に描いている。
今はこういう映画を作るのは無理だろう。テレビで観た。
15、「スミス都に行く」アメリカの良い部分が出ていると思われる映画。NHK教育で観た。
16、「旅路の果て」結末が悲しい映画だが名画。今の時代こういう人たちも増えるだろう。
NHK教育で観た。
17、「フィラデルフィア物語」見た記憶があるが内容を忘れてしまっている。
18、「哀愁」メロドラマではあるが名画なんだろうな。「君の名は」の元ネタ。NHK教育で観た。
19、「ミュンヘンへの夜行列車」キャロル・リード監督のスリラーの佳作。衛星放送で観た。
20、「市民ケーン」映画史上ナンバーワンの名作といわれている作品。NHK教育で観た。
21、「レディ・イヴ」見た記憶があるが内容は忘れた。テレビ放映で観た。
22、「モロッコへの道」テレビ放映で観た。大昔に観たので内容を忘れている。
23、「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」有名な映画だが未見。
24、「毒薬と老嬢」ブラックユーモアの名作。NHKで観た記憶がある。
25、「姉妹と水兵」小林信彦先生絶賛の作品だが未見である。
26、「荒野の決闘」史実のOK牧場の決闘の映画化。西部劇にしてアート映画
NHK教育で観た。
27、「第三の男」キャロル・リード監督作品。スリラーの名作。NHK教育で観た。
28、「イースター・パレード」テレビ放送で観た記憶がある。
29、「ミラノの奇蹟」これもテレビ放送で観た記憶がある。内容は忘れた。
30、「雨に唄えば」ミュージカル映画。小林氏のいうように踊りがすごい映画である。
テレビ放送で観た。
31、「静かなる男」テレビ放送で観た記憶があるが内容は覚えていない。
32、「バンド・ワゴン」ミュージカル映画の傑作。
二回くらい見ているが内容はあまり覚えていない。
33、「三人の狙撃者」テレビ放送で観た記憶がある。犯罪映画である。
34、「麗しのサブリナ」アメリカ映画の謎の一つはオードリー・ヘプバーンに人気があることである。
NHK教育で観た記憶がある。
35、「狩人の夜」これはコワイ映画である。90年代にテレビ放送で観た。
36、「必死の逃亡者」これは犯罪映画でけっこういい映画である。NHK教育で観た。
37、「ヘッドライト」結末が悲しい映画だが昨年亡くなったフランソワーズ・アルヌールがいい。
音楽もレインコートもいい。NHK教育で観た。
38、「情婦」ミステリの女王のクリスティの原作である映画。NHK教育でみた。
39、「くたばれ!ヤンキース」野球の映画であるが内容が奇抜である。テレビ放送で観た。
40、「お熱いのがお好き」アメリカ映画の謎の一つはモンローが人気であることである。
この映画もそれほどの名作であるのだろうかと思う。テレビ放送で観た。
41、「野望の系列」名前は知ってる映画だが未見である。
42、「恐怖のメロディ」クリント・イーストウッド監督作品だが印象に残っていない。
テレビ放送で観た。
43、「スティング」ジョージ・ロイ・ヒル監督の作品の共通点はおしゃれなところである。
再上映で観たしテレビ放送でも視た。
「リトル・ドラマー・ガール」は劇場で観た。
44、「ある結婚の風景」ベルイマン監督の作品の中ではわかりやすい作品で
再上映と衛星放送で観た。この映画はおすすめです。
45、「ハドソン河のモスコー」劇場で観たかもしれないが忘れてしまった。
テレビ放送でも観た記憶がある。
46、「ペイルライダー」劇場に見に行った記憶がある。
内容は重かったと思う。テレビ放送でも観た。
47、「グッドモーニング、ベトナム」戦争映画でもあるし喜劇映画でもあるが
劇場で観たと思うが内容は忘れた。
48、「羊たちの沈黙」ジョディ・フォスターは「ホテル・ニューハンプシャー」のほうが好きである。
この映画もそれほどの傑作かと思うが。劇場で観ている。テレビ放送でも観た。
49、「世界中がアイ・ラヴ・ユー」ウディ・アレンの映画はよくわからないと正直にいっておこう。
劇場で観た。
50、「ニノチカ」小林信彦氏が1本だけみるならこの映画というのがこの作品である。
小林先生も録画を譲ってもらって楽しんだようである。いいのかな?
というわけで50本である。
みていない作品も多い。
小林先生の興味は全体的に4~50年代のアメリカ映画に集中しているようだ。
60年代~70年代のニューシネマはほとんど無視されている。
世代的にしかたがないのかもしれない。
私もDVD入手してみたい作品もある。
しかし、書いていて思ったのだが
NHKの影響は大きい。昔は名画を放送していたのである。
みなさんはいくつ観ていますか?