来年書く予定の記事でしたが
角川歴彦氏が逮捕されたので
今年書いてしまおうかとおもいます。
思いますどころか書きます。
29年前の1993年の角川書店は大激震が走りました。
副社長の歴彦氏の辞任(解雇)の事件
角川春樹社長の長男の角川太郎氏のホモ・セクハラ事件(当時の表現)
そして最後は社長の角川春樹氏のコカイン事件での逮捕です。
当時の社員はうちの会社は呪われているのじゃないか
と言ってる人もいました。
一年間でこれだけの事件が起きたのですから。
しかもだんだんと下品になってゆく。
角川春樹氏の逮捕は実況されていました。
暗い夏の夜に逮捕されたという感じでした。
バブル期の残り滓のような
バブル期の衰退を象徴するような事件でした。
逮捕時のテレビの暗い画面ははっきりと記憶しています。
今回も関係がないといっていた歴彦氏が逮捕されていました。
角川ではなくKADOKAWAというのも
なんだかなという感じです。
こうはいっても私は角川書店の国語辞書(最新の版ではない)
を愛読しています。
古い言葉に詳しいのがうれしい・たのしい辞書です。
昔は角川書店もよかったのです。