自慢にはならないが
六本木は歓楽街だから
うるさいという人はいても
麻布がうるさいという人はいないだろう。
というよりも住人以外にはあまり
知られていないというのが本当のところだろう。
知らない人たちは六本木の向こうの方という
認識だろう。
六本木も1960年代には暗くて
静かなところだったそうだ。
80年代から90年代には深夜でもものすごくうるさかった。
港区のイメージというと赤坂か六本木のイメージである。
六本木は深夜まで空いてるお店があって
便利だったのだが
神谷町のほうに降りて歩いて帰ったこともあった。
バブルがはじけた90年代後半には
ちょっとだがやっと静かになった。
ということで「音」の事件である。
長野市の公園が廃止になるそうである。
「音」の問題である。
音はうるさいとおもったら
大きさに限らずうるさいのである。
うるさいとおもったらうるさいのであり
そう認識しない限りうるさくはないだろう。
公園での子供の声がうるさいといってる
当事者の大学教授夫妻は18年間
子どもの声を我慢してきたそうで
妻の方は「雨が降ると(子供が遊ばないので)ほっとする」
と言ってるそうである。
まあ一世帯のいうことに忖度して
公園廃止になったという疑義もあって
それは不可解な気もするが
この元大学の先生のいうことも
わからないでもない。
子どもがあそぶところはあったほうがいいが、
子供が40人から50人いてあそんでいたら
それは静かにあそぶことは難しいであろう。
子供の声が騒音か否かの議論のときに
「こどもは騒ぐのが仕事」と言っていた
この御仁は自分でお子さんを育てていたのだろうか?
静かな場所だからそこを選んで住んでいるという人もいる。
音に敏感な人はいるものである。
「音」に関しては殺人事件にまで発展した事例もある。
死刑確定から45年経ち、犯人は90歳過ぎているが未だに死刑執行されていない。
再審請求はしていない。
音にも騒音から音楽までさまざまあるのである。