SNOWLOGの日記

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作家の大江健三郎氏が老衰で死去、88歳。

news.yahoo.co.jp


   小説家の大江健三郎氏が老衰で亡くなりました。

88歳。

老衰は70代でもなる人はなりますが

ちょっとはやかったかなとおもいます。

 30年以上前になりますが

開高健石原慎太郎江藤淳大江健三郎

雑誌で対談してるのを読んだことがありましたが

このときのメンバーは全員なくなりましたね。

 大江健三郎の代表作は初期のものも良いのですが

平成期にはいってからも優れた作品を書いています。

 個人的には「同時代ゲーム」が好きですな。

うちの父がなぜかしら大江健三郎三島由紀夫

好きでうちには全集や作品集がありました。

 たまにそれらを読んでいました。

松本清張は「大江健三郎はもともと感覚的な作家で

思想が左寄りのほうへいったのはそれで売れたから」

という評価をしていましたが

そうかもしれません。

清張は方向は逆だが三島由紀夫についても

似たような評価をしています。

 大江健三郎の初期の作品が好きという人は多いと思いますね。

「セヴンティーン」の続編の「政治少年死す」は

作品集には入っていないようです。

雑誌に収録されているようですがどこかはわからないですね。


 大江健三郎愛媛県出身、老衰で死去

享年88。

合掌。