刑法犯は減っているのだが
凶悪犯罪は減っているのだろうか?
刑法犯も数は多いので。
手口が巧妙化してなかなか探知されないという
事例もあるだろう。
先の記事で高齢者、子供はひどい目にあっている
と投稿したのだが若い女性も酷い目にあっている。
報道によると
同志社大生2人が逮捕された。
風俗店に女子学生をあっせんした疑いで
ある。
京都の歓楽街で声をかけた女性に借金を負わせ
風俗店にあっせんした疑いで計4人の男が逮捕された事件で、
新たに同志社大学の学生2人が逮捕されたのである。
同志社大学の西村淳生容疑者と高橋勇斗容疑者は昨年、
女子大生ら2人を大阪市内の風俗店に紹介し
働かせた疑いが持たれている。
先に主犯格のバー経営者が逮捕されている。
同志社大学の2人は京都の河原町などで女性に声をかけ、
すでに逮捕されているグループの主犯格の男が経営するバーに連れていき、
高額な飲食代を請求して借金をさせていました。
この2人は幹部としてスカウトのまとめ役で、
警察の取り調べに対し、
「逃げきれないと思った」と容疑を認めているようだ。
被害にあった女性はこれまでにのべ260人以上に上るようだが、
警察は他にも被害者がいるとみて
相談窓口を設置している。
故・阿佐田 哲也氏の『麻雀放浪記』に
「女衒の達」というキャラクターが
出てくるがが、この大学生らのやっていたことは
この女衒である。
映画『麻雀放浪記』ではまじめそうな人物の役が
多かった加藤健一さんが演じていた。
(加藤健一さんは現在は舞台中心だが
善悪硬軟自在の上手い役者である。)
主犯格の岸井謙典容疑者と
男子大学生ら計4名、この容疑者らが
悪質な手口で女子大生ら260人以上の女子学生を
風俗店にあっせんしていたのだったのだが、
このスカウトグループは、
普段は河原町や京都駅付近などを拠点にしていたという。
メンバーは京都市内の大学生を中心に、20人あまりいて、
もともとは主にスカウト業をやっていたのだが、
近年はバーの営業にも力を入れていた。
成人女性であるのなら自己責任であるという意見もあるが
女子学生であり、一晩で70万円など法外な料金であった。
彼らは街で声をかけた女子学生を自分たちの店に誘い出すため、
グループ内で作られたマニュアルを利用していた。
このマニュアルには、
詳細な女性の口説き方が記されているようである。
グループ内のメンバーはそのマニュアル通りに口説くことが
徹底されていたようである。
2000年代のスーパーフリーの事件を連想するのだが
今回の事件は金銭目的であった。
マニュアルがあって組織的にやっているところは
スーパーフリー―の事件に似てはいる。
このバーに出入りしている女子学生は
大人しめなタイプが多かったようである。
被害に遭った女子学生の中には店から
金を返すことを強要させられたり、
実家や大学にまで執拗に借金の取り立てに
来られた女子学生もいるようである。
京都府警には徹底的に調べてほしいものである。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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