トランプ大統領が来日中で
米中緊張、アメリカとイランも緊張。
メイ英国首相辞任。
それらを気にしてはいますが。
さて『白い巨塔』の最終回、第五夜。
控訴審を控えた戝前五郎は
海外の学会から
浪速大学から優秀な外科医を
招聘することになって
係争中にもかかわらすに
行くことに決めました。
理事にも立候補するという。
ついで
手術をするも眩暈があって
倒れかけてしまう。
花森ケイ子に慰めてもらうが
戝前の野望は理事に
なりたいというものである。
元浪速病院の亀山君子に
財前の義父と弁護士が
亀山君子の兄を通じて亀山看護師に
お金を渡して妹さんが証言をしないように
お兄さんからいってほしいと依頼します。
亀山看護師の兄は怒って一蹴しました。
関口弁護士は
柳原医師にさらに
証言してくれるように
依頼します。
柳原医師は迷いますが
1審と同じ証言を
繰り返します。
財前教授はすべては、柳原医師に責任を
なすりつけることにしたいようです。
しかし、その後
柳原医師は証言を変え
財前教授の不誠実な
対応はあばかれてしまった。
その後、財前教授は
病気で倒れてしまいます。
病名は奇しくも佐々木庸平と
同じすい臓がんでした。
お酒よく飲んでいましたから
すい臓がんになったのかも
しれないですね。
すい臓がんは
こそーっとすすんで
気が付いたときは
手遅れになっているという
がんの王様です。
(作家の栗本薫氏は10年前に
すい臓がんで50代の若さで亡くなっています。
アップルのスティーブ・ジョブス氏も
すい臓がんで亡くなりました。
ミュージシャンの遠藤ミチロウ氏も
すい臓がんで亡くなりました。)
臓器は深いところにあります。
しかし、すい臓がんである、そのことは
当初、財前には知らされていませんでした。
大学図書館に勤務していた
東元教授の娘さんは
里見医師に思いをよせながら
大学を去ります。
財前は里見医師に
「お前ならだれに手術してほしい」と
ききます。
里見医師は「お前(財前)に
手術してほしい。」といいます。
しかし、財前は自分で自分を
手術はできないので
自ら病院から追い出した
東元教授に頼んでほしいと里見に依頼します。
さすがに自分からは頼みにくいので、
里見医師に頼んだのでした。
佐々木庸平のリンパ腫をみのがした財前が
自分のすい臓がんも見落としたのであった。
その後、財前の容態は悪化しています。
屋上につれていってほしいと
里見医師に頼みます。
ついで実母にあいたいと
言い出します。
人間は死が近づくと
人に会いたくなるようです。
電話で実母と話します。
実母にありがとうといいます。
その後財前に容態は悪化して
東元教授と鵜飼医学部長が
駆けつけます。
その後、
午前3時39分
財前は亡くなります。
里見医師あてに
遺書を残します。
その遺書の中で、
財前はがんで死ぬことを
恥じ、
またがんの専門医にもかかわらず
がんで亡くなることを詫びた。
五夜連続の『白い巨頭』は
終わりました。
見応えはありました。
五夜では駆け足で
ちょっと無理があったと思います。
やはり、ドラマとしては
1978年版のほうが
優れているとはおもいます。
1978年版『白い巨塔』を超えるのは
容易ではないでしょう。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。