現金強奪事件がなぜか急に起きる。
横領していた
教授の保釈があるというので
冠城が知人の記者から
教授の動向について
聴かれる。
教授は保釈されないようだ。
盗まれたのは
この教授の
3000万円の保釈金だったのだ。
保釈金がない以上
保釈されないのである。
保釈制度の盲点であるか
保釈への挑戦であると
もおもわれる。
研究に熱心な教授が
研究費を横領するというのは
不自然であると
杉下右京は推理する。
保釈金強奪事件と
教授の考えは
なにか関係があるのか?
特命係は教授に面会に行く。
教授が横領を認めたのは
はやく保釈されたいからのようだ。
(なんか今回ははじまって15分くらいで
だいたい結末がわかってしまいました。
はたして犯人はそうだった。)
匿名の投書があって
経理のデータが改ざんされていて
横領があったとみとめられた。
教授は最初は否認していたが
拘置所での生活がいやになったと
いっている。
教授のインタビューも
週刊誌に載る予定だったのが
キャンセルになって
別の記事に差し替えられた。
研究員がケガをさせられて、
別の研究員はストーカー被害にあって
やめてしまって、
教授の研究室は呪われていると
研究員たちはいっていたが
被害に遭った人たちは
同じ男によって
被害にあっていた。
その男とは
犯行前と犯行後に中央区内の同じビルにいて
そのビルには
教授の研究を支援していた企業の
この企業が研究費を打ち切った企業である。
なにか点と線がつながっている。
汚い仕事をやっているやつがいるようだ。
件の男とつながりがあるようだ。
研究員を脅し、教授を陥れ
記者を黙らせている、
輸送中の保釈金を盗むというのは
かなり大掛かりな事件である。
それができるやつというのは限られる。
犯罪の大原則であるが
誰かの損が誰かの得につながっている。
ならば
教授が保釈されないことで
得をするものがいるということである。
記事を差し替えた
冠城の知己の記者は
冠城に問い詰められるも
なにかを隠しているとおもわれる。
圧力がかかって
記者の記事が差し替えられたのか?
記者の妻は外国でボランティアを
していて
テロに巻き込まれて亡くなっていた。
ミステリなのでネタばれは避けます。
今回はあまりに話がわかりやすかったですな。
今日は前編で、来週も続くようです。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。