昨年のブログを振り返らないかと
連絡が来ました。
そういえばノーベル賞の授賞者の発表がこの時期だった。
今年は日本人のノーベル賞受賞者はいない。
筒井康隆氏の「偽文士日碌」を読んでいたら
この昨年の授賞者の吉野氏のことが
書いてあって
ぶっ飛んだキャラクターと褒めている。
吉野氏はかなりユニークなお人柄のようだ。
こういう方でないとノーベル賞を受賞できないのだろうな。
ポーリングみたいに二回もノーベル賞受賞した科学者のように
ガシガシ行く方がノーベル賞受賞しやすいようだが
吉野氏はそういう感じではなく
おっとりとした感じだ。
この先ノーベル賞受賞する日本人がでるかどうかは
わからない。
ノーベル賞もわからないところがある。
フランスのサルトルが文学受賞拒否したのちには20年ほど
フランスからノーベル文学賞受賞者は出なかった。
パステルナークの受賞見合わせとちがって
受賞拒否なので不快だったのだろう。
1985年のフランスのノーベル文学賞受賞者は
反サルトルの作家だった。
こういうところは恣意的というか
政治的である。
北欧の人が多いのも特徴的である。
ご当地だから身びいきがあるのだろう。