評論家の宅八郎氏の死去が
伝えられてから1年経ちましたが
宅氏も忘れられていくのでしょう。
SNSをつらつらとみていたら
「宇野浩二というマイナーな作家の作品を
読んでいる」というツイートを
みて驚きました。
今年で宇野浩二の没後60年ですが
宇野浩二はスッカリ忘れられた作家になっていたのか?!
文学史的には雑誌「奇蹟」派の作家で
一時期精神的に不調になったが
その後復活した。
「苦の世界」「蔵の中」「子を貸し屋」などが
代表作。
いちおう講談社文芸文庫からも出ている。
いまどき「奇蹟」派の作家を知ってる方が
少ないのか。