阪神・淡路大震災から今日で24年たった。
地震発生時刻には各地で多くの人が
犠牲者を悼み、祈りを捧げた。
平成が終わりゆくなか、
市民は震災と震災からの復興を
記憶としてつないでいこうと各地で追悼の集いを行った。
東京でもはじめて追悼の集いがあった。
阪神大震災で犠牲になった方の数は6434人。
その8割が建物の下敷きになってなくなった。
早朝であるので、まだ就寝中であった方も多かった。
以降建築基準法が改正され、
建物は強化された。
実は、1995年1月15日には
用事があって三宮にいた。
20日までいる予定だったのだが、
16日に帰った。
帰りの新幹線の切符をなくしてしまったので、
早い時刻の新幹線で帰った。
そのときのJRの対応が悪かったことはよく
覚えている。
17日の午後に地震があったことを知って驚いた。
20日までいたら被災していたかもしれない。
最初は関西大震災と報道されていたが、
神戸や芦屋の知人に連絡したら、
なんとか逃げたけど家屋が倒壊したり、
家の三割が壊れてしまったと
いってきた。
生きていて本当によかったとおもった。
都内に避難してきた方もいた。
都内にくるまで20時間かかって疲れたといっていた。
1923年の関東大震災では火災で亡くなった人が多かった。
被服廟跡では3万8千人が火災で亡くなった。
(ひどいはなしだが、東京大空襲は
この関東大震災時の火のまわりかたを
研究して効果的に火災を起こした。)
火災が起きたらとおもうとぞっとする。
消防車が入っていけない細い道も都内には多い。
延焼したら大変である。
メンテナンスしていればいいのだが、
古い家屋も多い。
宮城県だけで1万人が亡くなっている。
一つの街が消えてしまったくらいの
人的被害である。
3号機はプルサーマルである。
半減期が1万6千年の
プルトニウムが漏れたら大変である。
廃炉に向かって準備をしているが
これから何十年もかかるだろう。
阪神淡路大震災で亡くなった方の
ご冥福をあたらめて祈りたい。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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