防大や警察学校や実力組織内の
いじめの問題は深刻である。
実は自衛隊内でのいじめや
自殺は多い。
自殺率も一般人よりも高い。
結局、防大いじめ訴訟では
国の責任は認められなかった。
元学生には気の毒だとは思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000039-asahi-soci
しかし、国の責任を認めていたら
際限もなくなるという論もある。
地裁は大学の責任は認めなかった。
(まだ裁判は続いていますが。)
防大のほうの元学生は
個々人に対しての訴訟も起こしており
そちらは賠償が認められているようだ。
いじめやパワハラに関しては
やはり個々人の責任を追及していくしかないだろう。
国を挙げてのいじめというのは
(結果として存在してはいたが)
想定されていないのだから。
(病気などで
じっさいおきていると主張する
方々はおられるとおもわれるが。)
主観的という難しさが
いじめにはあるからである。
具体的な暴力ならば被害は明らかである。
実力組織や
それらに準じるような組織内では
いじめや暴力行為が発生しやすいので
責任はともかく
注意義務は当然あるだろう。
ガイドラインをつくって
ほしいものである
(実際はあるとは
おもわれるが
機能していないのだろう。)
『地上より永遠に』
軍隊におけるいじめや暴力を
描いた傑作。
- 作者: ジェイムズジョーンズ,新庄哲夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1987/05
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