うちの近所に地主さんがお住まいである。
地主さんであるからには不動産管理で生計をたてている。
お宅も立派な豪邸である。
しかし、飼っていた猫は地味なトラ猫である。
どうされたのかと聞いてみたのだが
その猫は実は迷い猫だったらしいが
地主さんのお宅の庭に居ついてしまったのだという。
迷い猫預かっていますと張り紙などしても
何年間も誰も問い合わせてこないので
お宅にいるままになってしまったのである。
地主さんも上の記事の特徴にあてはまる方である。
厳密には野良猫ではないが、迷い猫には好かれていたようだ。
猫も手術の跡があって元飼い猫であるのはわかるのだが
自分の家には帰っていかないようである。
地主さんもその猫を可愛がっていた。
迷い猫のトラ猫は長生きして亡くなったが
今は別のトラネコをかっていらっしゃる。