東京が「東京都」になったのは戦時中の昭和18年です。
西暦なら1943年です。
スターリングラード攻防戦や大東亜会議の年ですね。
大阪のW選挙、維新の会の知事と市長がクロスで立候補で、
ロシアの選挙みたいですが、
メディアの中でも朝日新聞と毎日新聞は特に維新の会に批判的です。
その他のメディアも、今回のダブル選の意味をわかっていないようです。
W選挙、クロス立候補は選挙テクニックで、
飯嶋勲氏までもが愚策であると批判しています。
政治家の正統性は選挙で問われます、
日本は行政国家になっていますが、
国政地方あらゆる選挙は民主主義の基本です。
選挙なしで行政内で様々な問題を処理できればいいとが、
それは民主主義では実現できないのです。
大阪への万国博覧会の誘致など、府知事と市長が対立していた
橋下徹府知事と平松邦夫市長時代には、誘致はできなかったと思います。
橋下徹氏には発信力と実行力があったと思います。
二重行政を解消して、大阪がさらなる発展するためのインフラ造りを
するということです。
それが大阪都構想の根幹であり、
その是非を問うための選挙ということですね。
同じような仕事を二重しているのは無駄でしょう。
都になったら、2を1にはできないでしょうが、
2を1.5くらいにはできそうです。
大阪都構想を実現して、その無駄をなくしたいと
府知事と大阪市長は考えています。
しかし、大阪都構想に断固反対する勢力が存在しています。
反対派がいるので、行政内で処理できない問題となるので、
民意に訴えるしかないですね。
選挙で信を問うしかないです。
二重行政解消されると職を失う人たちが出てきます。
議員も役人も一日でも長く高給の公務員を
やっていたいのだとおもいます。
橋下府知事時代に職員が自宅のローンがまだ残っているとか
サービス残業をどれだけやっているかと言いだした職員がいました。
サビ残はともかく自宅のローンが残ってるは公務員とはおもえませんね。
シルバー民主主義でEUから離れる国もあれば、現状維持で
敬老バスがないとダメという自治体もあります。
ご高齢の方を敬うのはいいことだと思いますが。
若い世代へのインフラ整備のほうも大事だと思います。
(2015年の住民投票は民意ではありますが、
僅差であると思われます。
反対しているのは高齢の方々でしたから。
選挙にいくのも高齢の方々なので、
各政党も高齢の方重視政策となります。)
その後、松井府知事も吉村市長も、
再度、大阪都構想の実現を掲げて、
それぞれ府知事市長に当選しています。
そのため、松井氏と吉村氏にとっては
都構想の実現は必須のことなのでしょう。
そうでなければ、お二人に投票した人たちを裏切ることになります。
投票行動には担保するものが必要です。
まったくの新人は何も担保がないです。
クロス選挙ではお二人とも新人になってしまいますが、
これまでの実績があります。
これまでの松井氏と吉村氏の業績を疑問に思う人もいますが、
2019年6月のG20、2025年の
大阪万国博覧会の誘致を実現しました。
府知事と大阪市長が同じ方向向いていないと
実現するのが難しかったでしょうね。
カジノ型総合リゾート施設も大阪が
有力な候補になるでしょう。
これらが実績になっています。
反対派も選挙の準備をすすめています。
自民党府連も維新の会には批判的ですね。
橋下徹氏が酢豚のパイナップルと共産党は大嫌いと公言していたので
パイナップルと一緒にされた共産党もまた維新の会が嫌いのようです。
反対派は府民のための政治、市民のための政治といいますが、
漠然としていて、具体的に何をやるのかわからないです。
敬老バスの維持がそうなのかなあ?
松井氏や吉村氏が知事や市長の椅子にしがみついていると
この選挙に反対しています。
公明党は合意していた維新との
協力関係からは離れるようです。
議員でいることのほうが大事なのでしょう。
維新以外の首長で大阪万博の誘致と
G20を実績できたでしょうか?
松井氏と吉村氏は乾坤一擲のW選挙の策に出たと思います。
工夫に富める大坂人(by 織田作之助)であると思います。
(維新の会の議席を増やしたい、
ありますが・・・)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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