蓮舫氏、都知事選挙に出馬へ、小池氏と対決。

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　都知事選挙というと1991年を思い出す。

都知事選挙で自民党が割れた選挙である。

　あのころから都知事選挙は何かおかしくなった。

1991年の4年後の1995年には青島幸男氏が

都知事になった。

　このころから都知事選挙は人気者が当選するようになって

しまった。

　青島都知事は一期で終わったが、

知事としての実績はほとんどない。

都市博中止したくらいか。

青島氏以降では、まともな行政の経験があるのは

石原慎太郎氏と桝添要一氏くらいである。

　あとは死屍累々といった感じである。

猪瀬氏と桝添氏は不祥事で辞職して、あとは小池氏が二期やっている。

　今回は知名度のある蓮舫氏が立候補する。

蓮舫氏は無所属で立候補するというが、

裏には今は立憲民主党の勢いがあるのだと思う。

衆院東京15区の選挙でも長崎の選挙でも島根の選挙でも

勝利した。というより自民党が負けたのだが。

　しかし、都民は2017年の何がなんだかわからない総選挙を忘れていないと

思う。

　憲法改正が争点となった初めての選挙であった。

野党・民進党が敗れた選挙でもある。

当時の党代表は蓮舫氏であった。

小池氏との共闘を考えていたのではなかったか？

　党もまとめられなかった人が都をまとめられるのだろうか？

民進党から多に移った人も多かった。

また、年配の都民は革新系の知事になったときの

ことも覚えているだろう。

美濃部都政で東京都は破産しかけた。

　歴代最悪の都知事といえば、青島氏でもなく、猪瀬氏でもなく、

桝添氏でもなく、美濃部氏だろう。

　公害に厳しい対応をしたところだけは評価できる。

しかし、辞めるときはビジネスライクに数千万円の退職金を受け取った。

美濃部都政の後始末をして都を立て直したのは

鈴木俊一都知事である。

　鈴木氏も二期で辞めておけば名都知事だったと思う。

まあ、今回は心配である。

小池氏がいいとは思わないが、

立憲民主党の蓮舫氏でいいのかという不安がある。

公約もいっていませんしね、

いったい何をしたいのだろうか？

そこははやくいってほしい。

　小池都政リセットするというが、小池都政を評価する人も

けっこういるだろう。

オリンピックと子育て支援はかなりいいのではないか？

その前がひどかったというのもあるが。