SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

宮迫博之氏会見と『蛇イチゴ』『純喫茶磯辺』



 吉本興業所属だった

タレントの宮迫博之氏が

謝罪会見をするようです。

 宮迫博之氏と

吉本興行とは

きちんとした契約があったのでしょうか?

契約があったのなら

詐欺グループの宴会や

金塊強奪犯との飲み会に行っていたことは

契約解除の理由として

もっともなことでしょう。


 会見をめぐっては

逡巡があったようです。

 会社の対応も

後手後手になっています。


 宮迫氏はマルチな才能の持ち主で

笑いだけではなく

俳優業もやっていました。

歌もうまいようです。


 不祥事起こして芸人が

契約解除されるのは

あるのですが、

 そうではないのに

契約解除になったのは

島田司会者からでしょう。

 反社会的集団との交友で

引退に追い込まれました。

 
 故横山やすし氏は

事件や交通事故を起こして

契約解除となってしまいました。

 その後はほぼ無職となり

自宅にてお酒ばかり飲んでいたようです。

 1996年1月に

肝臓病で亡くなりました。

享年51。

 若いですね。

天才ではあるが破滅型である

芸人の典型ともいわれます。

 大阪は破滅型芸人を好む

傾向があったといわれています。 


 破滅天才の大物としては

戦前の初代桂春団治

戦後の横山やすし

なのだそうですが、

 このような人たちはもう出てこない

というか

舞台だけでの演者であること

ができない現代では

会社や社会が許容しないでしょう。


 宮迫氏の場合

本人が犯罪を犯したのではないですが

契約解除です。

 
 漫才に歌に俳優に司会にと

活躍していた才人です。

 天然素材の中では

あたま一つ抜けてる

印象があります。

 ただし、守りには弱そうで

批判されたりするとムキになったりと

防戦は下手かな。

漫才では突っ込み専門ですね。


 俳優としても活躍している。
 
西川美和監督のいちばん

いい映画作品が

蛇イチゴ』です。

『ゆれる』『ディア・ドクター』よりもいい。


 お前の好き嫌いなど

どうでもいいと

いわれそうですが、

 わたしは観る者に解釈委ねるような

映画は好きではないです。


 この映画での宮迫氏は上手い。

演技を学んだであろう俳優よりも上手い。

妹役のつみきみほさんもいい。


 『下妻物語』でも

フランスのアルマーニのお父さん役もよかった。

こういう役ははつらつとして演じている。


『順喫茶磯辺』でも主演、

ダメなお父さんを

演じている。

この主演もいいのだが

じつはW主演で

仲里依紗さんが主演でもあります。

この女優さんも上手い。


 宮迫氏は

大河ドラマや医療ドラマにも

多く出演しています。


 好き嫌いはともかく

宮迫氏の活躍の場が狭められる

というのならば

得難いキャラクターを

失うような気がします。


(もちろん

 特殊詐欺グループや金塊強盗犯との

 交友は批判されてしかるべきですが。)



最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。


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