SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

小林信彦『また、本音を申せば』(文藝春秋)を読む。






 小林信彦氏の年鑑といいますか

一年分のコラムを集めた単行本が

毎年出ていたのですが

2018年には出ませんでした。

 小林先生は2017年4月末に

脳梗塞で倒れてしまったからです。

 コラムは半年ほど中断

2017年11月に再開しました。

 
 それで年刊小林信彦

2020年の刊行となりました。

 2017年と2018年と2019年分が

収録されています。

 コラムの中での

著名人との出会いを書いた(奔流の中での出会い)はカットされています。

別途出版されるようです。

 脳梗塞闘病記は『生還』に書かれています。

60編くらいのコラムの中の三分の二は映画に関するコラムです。

三分の一は時事的なことや

ご自身の体験(戦時中の話など)談です。


 この単行本で小林先生が映画に詳しい作家というのが

判ると思います。

今も映画を観て過ごされていると思います。


 先生は世田谷区に住んでいるので

コロナウイルスには注意(しているとはおもいますが)

ほしいですね。

今後ともコラムを読みたいですからね。






また、本音を申せば

また、本音を申せば