だいぶ昔の映画なのですが
昭和期の映画の監督です。
この作品は女優薬師丸ひろ子さんの
映画の代表作でもあります。
原作はミステリなのですが
映画は原作とはあまり関係がないものに
なっていますね。
作品発表時に
内容が
作家・翻訳家の常盤新平氏から
外国の小説からの
盗作ではないかという指摘があり
盗作ではないかどうかが
議論になりました。
常盤氏を憎む作家の小林信彦氏は
根拠を挙げて盗作ではない旨を
コラムに書いています。
私はそのコラムの本を
神保町の古本屋でみつけて
100円くらいで買って読みました。
しかし、盗作かそうでないかについては
やや常盤氏に分があったかなと
思いました。
小林信彦氏もその外国の小説からの
影響を受けていると認めていましたから。
澤井監督のご冥福をお祈りいたします。合掌。