早いもので
もう8月も下旬です。
毎年夏になると
フレドリック・ブラウンの『死にいたる火星人の扉』
を思い起こします。
エド・ハンターシリーズの1冊ですが
私は同シリーズではこの作品がいちばん好きです。
文庫でも入手が困難になっていますが
いい作品です。
不可能犯罪と怪奇趣味を合わせたような作品です。
よくこんなことを思いつくなあと思いますね。
「ファンタジーの職人」フレドリック・ブラウンはすごかった。
ただし、ミステリなので謎は合理的に解決されます。
その手際も見事です。
SFではなくミステリです。