連載、「本音を申せば」が最終回を
迎えた。
平成10(1998)年連載開始なので
23年続いたということである。
2017年4月末に小林先生は
脳梗塞で倒れて
半年ほど連載が中断したが。
復帰後も何回か
休載あったが
この4年間続いていた。
ついに最終回をむかえた。
年末で区切りになっていたのだが
6月末で終わりということだろう。
厳密にいうと
のべ22年続いたということである。
小林先生は中日新聞にも
連載をもっていて
そちらはエンタテインメント時評のような
コラムだったのだが
統一するように
週刊文春のほうにまとめた。
以降は小林信彦年鑑という
感じで毎年単行本が出ていた。
政治や経済に対する批評もあったが
最近はエンタテインメントのほうに
注力していた。
古い映画について
書いてることが多く
どれだけの人が楽しめたのかは
わからない。
最終回もさらっと映画について
書いている。
仰々しく終わらないところが
いいと思う。
とりあえず、小林信彦先生には
お疲れ様でしたと
いいたい。