西日本の大雨被害がすごい。
犠牲者は200人を超えてしまった。
大雨での被害では最多の犠牲となった。
2016年に台風が東北地方に上陸して、
被害が出て、
2017年には九州北部に大雨で、被害が出て。
被害が出たが、大雨でここまで被害がでたのは
戦後はじめてではないか。
8つあるダムが満杯になってしまったとのことである。
不況と予算の配分からダムをつくるのはやめよう
ということになって、アメリカの影響が大きいが、
世界的に治水もダムに頼らない方向に向かっていると主張していた方も
いた。思想がリベラル寄りの方はこのような主張をされる。
環境への影響を主張する方も少数ながらいらっしゃる。
ダムがダメというより無駄(と思われる)な公共工事がダメなのだろう。
長野モデルとして全国に発信していきたいといっていたが
長野は水や電源には恵まれているし、
田中氏は水害の危険がある地域については
あまり細かくはみていなかったと思われる。
世界はともかく日本は水害の多い国である。ときどき水も不足する。
四国などはそれが顕著である。
外国から、「日本は油はないが水に恵まれているではないか」と
いわれるが、国土が狭いから雨が降っても
すぐに海に水は行ってしまうのである。
治水とともに貯水も重要なのである。
水力発電の効率もバカにはできない(火力や原子力よりは環境負荷が少なく
安全だろう)。
治水が上手くいかなくて河川が氾濫するのは
ダムのせいだけではない(堤防や護岸工事など)とはおもうが、
今回の被害が特例ということではなく
住民が必要、命に関わると考えられる地域には
つくったほうがいいのではないか。