SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

『相棒』SEASON18と二時間サスペンス。


 昨夜、10月9日の夜に

『相棒』のシーズン18の1話目をみました。

テレビ朝日開局60周年

(なんでも開局60周年か!)

なにかと話題になったお方が出演していました。


 くりかえしますが

ドラマでみるのは

ミステリくらいですね。

 『相棒』はもうシーズン18ですか。

長くやっていますな。

 (意外ですが

 初期の、ごく初期の、

 いやほんとうに初期の

 『はぐれ刑事純情派』と

 『相棒』はハードボイルド調で

 似ています。)


 シーズン18の第一話

視ました。

ちょっともたれるかな。

 船越英一郎さんが出ています。

おそらくは

未来の扉がぐわーっと開いた方です。


 海岸で

杉下右京スマホ

みつかった。

なぜかしら秋田の海岸。

 この辺は昨今の事情を

反映しているのか?

とおもったら

やっぱりかの国々が

でてくるではないですか。

 杉下右京スマホ

北海道の離島付近から秋田の海岸まで

流れてきたということがわかります。

 北海道の離島まで

冠城亘が探しにいってみると

若い女性が男に

襲われていそうで

助けようとするも

男は屈強で

女性の父と駐在さんが

着たら

男には逃げられてしまう。


 「信頼と友好の館」という

(どこかで聞いたような

 名の施設ですね)

施設にいって右京のことを

たずねるが

誰もしらないといい、

亘は右京の画像のコピーを渡して

去るしかなかった。

ここで殺人事件が起きる。

 しかし、他にアザラシの死骸や

殺人事件やら

エピソードいろいろ

ありすぎなような気もします。

ちょっともたれました。

まだ中途ですが

ミステリなので

ネタバレは避けます。


 船越英一郎さんは

二時間ドラマの

主演だったということで

 杉下右京 VS 二時間サスペンスの帝王の

対決にしたいのでしょう。


 二時間サスペンスというか

ミステリの二時間ドラマはすっかりなくなって

しまいました。

 日曜にあるのが

最後にのこった二時間モノという気がします。


 地上波は

情報バラエティと

クイズだらけに

なってしまいました。

 あと一般人参加番組
一般の方のほうが

面白かったりします。

 お金がないとこういうことに

なるのでしょう。

 かつての二時間サスペンスやドラマは

おもしろかったのです。

 わたしの好きな浜尾四郎の『殺人鬼』も

映像化されていたのです。


 平成3(1991)年には

火曜サスペンスの『女医の殺人』という

優れたドラマが

ありました。

 さんざんお金をみついだ婚約者に

婚約破棄されたあげく

他の女性と結婚されてしまった

女医さんが

元婚約者を

殺害しようとするという作品で

 主演は池上季実子さん、

元婚約者が堤大二郎さん

その妹役が

喜多嶋舞さんでした。

 喜多嶋さんが語るという

設定でした。

 なんでこの二時間ドラマを

取り上げるかというと

このドラマは

実際に起きた事件を

もとにしており

その事件から

今年で80年経ったから

という落ちです。

(事件は被告の女医に

 無期懲役が求刑されましたが

 同情されて

 懲役3年になったようです。

 男のほうも悪いですね。)


最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。



 チフス饅頭事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%95%E3%82%B9%E9%A5%85%E9%A0%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6


 事件について触れている文献

富田功一『法律家のための法医学』(第一学習社

法律家のための法医学

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