SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

日本大学と林真理子。

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昔昔、そうとう昔のことでありますが、

うちの洗濯機が壊れてしまった。

新品を注文したが来るまで時間がかかるというので

区内の(といってもそんなに近くない)の

コインランドリーに洗濯にでかけたことがある。

 そんなに暑い季節ではなかったと記憶している。

そこに置いてあったのが

林真理子の『ルンルンを買っておうちに帰ろう』だった。

 ちょっとだけ読んだのだがまあまあ面白かった。

林真理子の小説にはあまり興味がなかったのだが

90年代に出たのは読んだと思う。

 直木賞受賞作品も読んだ。

福田和也からは辛辣に批判されていたが

それほど悪いとも思われない。


 日大OGだというのは知っていた。

それを誇っている文章を読んだからだ。

彼女は日大ではなくて「日芸」と強調するだろう。

日芸出身の著名人は多い。

 個人的に日芸出身者は二人知っている。

一人はインターネット上の事典に名前がある。

ちょっと気取った嫌味なやつだった。

ただ、美術や音楽や映画には詳しくて

センスはあるやつだった。スノッブという感じがした。

今もそんなだ。

 X上でもいろいろ発信しているみたいだ。

ただし、昔いっていたこととはずいぶん違うなと思う。

おまえ昔はそんなこといっていなかったぞと

いってやろうかと考えている。

まあ、人間は日々学習だし日々成長しますからね。

考えが昔と違ってくるのかもしれない。

もう一人は大学の教員になっている。


 はなしがそれた。

林真理子理事長だった。

昔昔に地方から上京した人がいて

その人は林真理子と女優の藤真利子を混同していた。

林真理子(40年くらい前のね)を藤真利子だと思って

驚愕したらしい。

別人ですよと教えたら納得していた。

それでいいものかどうかはわからない。

 作家のアイドル化があった時代である。

男性の作家では田中康夫村上龍なんかが

メディアで活躍していた時代である。

「なんとなくクリスタル」なんか意味もわからずに

読んでいた。


 林真理子理事長の日大の改革はまだ道半ばのようだ。

ただし独裁の時代からは脱したようだ。

そんなになんでもすぐにうまくいくということはない。

女性の理事を増やしたことはいいと思う。

 あまりに細いことにまでは触れられないことも

あるのだろう。