意外ですが、内田貴先生が
司法制度改革の法科大学院に反対だったとは。
債権各論は内田先生の「民法Ⅱ」(東京大学出版会)で勉強しました。
あとは近江先生の本も読みました。
個人的には契約法は近江先生のほうが分冊になっていて
使いやすかったと思います。
内田案では改正されませんでした。
猛反対があったからです。
内田先生は頭のいい方で、東大出身で
東大の教授にもなりました。
民法改正にかける熱意はなみなみならぬものが
ありました。
元気いっぱいで明るい性格でイケイケの方
(と会った方々はいいます)
なので、
法科大学院については反対していたとは
なにか不思議な気がします。
しかし、まあ、法科大学院はたしかに
失敗しました。
そこは認めるべきでしょう。