SNOWLOGの日記

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ウィル・スミス夫人 平手打ち和解をと。

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もっとも好きなアメリカのSF作家、ホラー作家が

リチャード・マシスンである。

 その代表作の長編(マシスンは短編の名手ではあるが)の

『地球最後の男』(ハヤカワSFシリーズでは『吸血鬼』)の

映画化が『アイ・アム・レジェンド』である。

 ひじょうにすぐれた長編作品で

おちというかラストが皮肉である。

このラストが見事である。

この記事の読者にも

マシスンの作品をぜひ読んでもらいたい(特に短編)。

と前振りをして

 この『地球最後の男』映画化作品に出演したのが

俳優のウィル・スミスである。

 今年の3月27日のアカデミー賞授与式で

司会のクリス・ロックを殴ってしまった。

スミスは妻を侮辱されたとおもったからのようである。

今回の記事では奥様が和解を求めている。

 世界中で賛否両論である。

アフリカ系からの非難もある。

アフリカ系は暴力的だと思われるのがいやなのだという。

当地のアメリカではスミスを非難する声が多い。

喜劇の名優のジム・キャリーもスミスを非難している。

日本ではそうでもない。

 なぜだろうかと考えてみる。

日本では恥の文化が強い

公衆の面前で面罵することはたいへん無作法だとされる。

深い恨みを買う。

 これで日本ではクリスのほうが避難される。

アメリカではどうか?

一つには晴れの舞台を汚ししてしまったというのが

ある。

もう一つはアメリカでは暴力は即に死につながる可能性が

大いにあるということである。

三つめは言葉には言葉で返せというものだろう。

 一番大きいのは二つ目かなと思う。

日本でも暴力は死につながる怖れがあるが

アメリカほどではない。

 アメリカで感情を爆発させて暴力を行使したら

えらいことになる。

そういう事件で命を失うことは多々ある。

だからこそウィル・スミスの行動は許されないのだろう。

 加害者の妻が和解をいうのも

筋違いかもしれない。

 クリス・ロックがスミスを訴追しなかったこと

和解の申し出がないのが

すべてだろうと思う。

晴れの舞台で殴られたほうが謝る必要はないということである。