SNOWLOGの日記

静かに地道に暮すことを目指します。X(旧Twitter)もやっています。

グリコ・森永事件から18日で40年。

news.yahoo.co.jp


  今月、18日でグリコ・森永事件から40年で

ずいぶんはやいものです。

当時は劇場型犯罪といわれ、ロス疑惑とともに

大いに話題になったものです。

いまだに未解決の事件で、時効を迎えています。

 1984年にまずグリコの社長が誘拐されました。

それから食品のメーカーがつぎつぎに「かい人21面相」に脅迫を

受けることになりました。

 森永も脅迫を受けて青酸入りのお菓子がコンビニなどに

おかれることになり、スーパーやデパートやコンビニから

お菓子はしめ出されてしまいまいした。

 おなじ1984年の休日、私は神保町へ親といっしょに

水道橋のほうから歩いていたら、街頭にワゴンを置いて

お菓子を手売している森永製菓の社員をみつけました。

「毒は入っていません!安全ですから買ってください!」

と叫んでいました。

気の毒だとおもったので

お菓子をいくつか買った記憶があります。

 ロス疑惑三浦和義氏もかい人21面相

卑怯だと批判していました。

これは三浦氏がかい人21面相に茶化されたからと

いうこともあるでしょうが。

 とにもかくにも国民に衝撃を与えた事件でした。

犯人側は複数人、子供の声も確認されています。

犯人が複数いると仲間割れを起こしやすいのですが

そうならなかったのは、この犯人グループが

家族・親族であるからではないかといわれています。

 犯人を捕まえるチャンスは幾度かありましたが

取り逃がしてしまいました。

特に滋賀県警のミスは大きかった。

滋賀県警の本部長は退職の日に焼身自殺を

とげました。本事件の犯人取り逃がしの責任を

とったのだとされています。

 さまざまなひとたちを傷つけた重大事件ですが

ついに未解決のままおわりました。



一橋文哉のノンフィクション。