作詞家の安井かずみさんが亡くなってから30年たちました。
客観的にみるなら長かったですね。
あまり時間には頓着しないほうで
人生100年と強弁されてもピンとこないですね。
1994年といってもついこのあいだのことのようです。
この年の夏は猛暑だったので記憶に残っていました。
安井かずみさんとは当然会ったこともないです。
子どもの頃好きな曲があって、その傾向を調べて
みたら、作詞家でもって好きな曲を選んでいましたね。
安井さんとは会ったこともないのですが、
御亭主の加藤和彦さんは渋谷でよくおみかけしました。
道玄坂を歩いていたり、書店の大盛堂でおみかけしました。
70年代後半になってからの安井さんは夫の曲の作詞を
もっぱらにやっていました。
私は生意気にもヨーロッパ三部作などを聴いていました。
1991年のアルバムの『ボレロ・カリフォルニア』が遺作となりました。
安井かずみさんは若くして肺がんで亡くなりましたが
亡くなる1年前にがんだとわかったときには
もう手遅れの状態だったようです。
最近、安井かずみさんについて
書いた本が出版されています。